複数の借金をまとめて一本化するおまとめローンですが、銀行と消費者金融ではこのおまとめローンの取り扱いが少々異なります。

まず銀行では特におまとめローンという商品を別に用意している訳ではなく、通常のカードローンをおまとめローンとして利用します。銀行には収入による借り入れ制限の総量規制が適用されない為、特におまとめローンという別の契約を用意する必要がないからです。カードローンの契約が成立した後は、借りたお金を自分で各返済に充ててください。

消費者金融には総量規制が適用されますが、おまとめローンはその適用外となるので年収による借り入れ制限はなく、一般のキャッシング契約とは別の契約になります。そして、ここが銀行との一番の違いになりますが、消費者金融のおまとめローンは契約が成立すると、これまでの各借り入れ先に対してその消費者金融から返済が行われる仕組みになっています。

例えばA社から50万円、B社から80万円、C社から30万円と借りていたのをまとめた場合、それぞれに対して新たに契約を行ったD社から返済が行われ、合計した160万円がD社からの借り入れ金額になります。つまり、手元に現金は一切残りません。契約した消費者金融がこれまでの借金を肩代わりしてくれたということになり、今後はそちら1社に対して返済を行っていくことになります。完全な借り換えローンだということです。

どちらを利用した方が良いかは場合によっても違うので一概には言えませんが、両者のおまとめローンにはこのような違いがあります。